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アイエム 歴史上の偉人のお話
No.17 「人こそが大名の資産である」 ~ 敗れてなお、家臣を引き付ける直江兼続~
関ヶ原の戦いで敗れた上杉軍は徳川家康に謝罪し、存続こそ許されたものの120万石の領地を30万石まで減らされます。その30万石はすべて上杉家のものとなり、兼続は実質無禄となりました。
通常なら家臣を「召し放ち(いわゆるリストラ)」するところですが、
兼続は「人こそが大名である」と言い家臣約6,000人をそのまま家臣団を維持。所得が1/4となり苦しいはずですが、大半の家臣がついていきました。
主君の上杉景勝は、兼続を気遣って30万石から6万石を割いて与えます。兼続はというと、その6万石のうち5万石を同僚に分け与え、さらに残った1万石の半分を家臣に分け与え、自らの手元にはわずか5千石しか残さなかったといわれています。そして跡継ぎを残さず、絶家という家名の消滅を選びました。
一方、勝者となった徳川家康はというと、兼続が6万石を領有することを黙認します。
本来なら危険因子の兼続でしたが、それ以上に兼続の家臣を思いやる心、武将としての知力と判断力を
認めた上の黙認だったようです。
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